今、どんな曲を聴いてる?【DJ編】TAKUMU・Y’s CAMP

最近リピートしている曲は何?車内で聴く曲は?など、その人が聴いている曲について尋ねた経験がある人もいると思う。「あの人のプレイリストを知りたい!」と思うのは、音楽を探しているからかもしれないし、相手を知りたいと思う感情からくるものでもあるのかも。

TIAMiesが出会った人々に、聴いている音楽について教えてもらうこの企画。今回は、クルーY’s CAMPのDJ・TAKUMUが、最近聴いている曲を教えてくれた。音楽に携わる人は、普段どんな曲を聴いているのだろう。

TAKUMU

2016年からDJキャリアをスタート。2021年にクルーY’s CAMPに所属。都内のクラブ会場、バーを中心に活動している。セットでは、クールなサウンドの中に温かみを残した選曲を軸にしている。最近ハマっているのは登山。休みの日は、海に行くかY’s CAMPのメンバーといることが多いとのこと。
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Y’s CAMP

2021年に結成した7MC+1DJのジャンルレスクルー。メンバーは世田谷、浅草、仙川、長野と様々な地域から集まり構成されている。Love & Peaceをテーマに各々のルーツを音に落とし込み、現在は東京を中心に勢力的に活動中。決して幸せとは言えない日本の現状を映し出す鏡のような存在として、風の時代で新たな狼煙を上げている。

出演歴:りんご音楽祭2023
アーティスト詳細

 

TAKUMUが今聴いている曲

 

1. Word of Mouth by Plunky

2018年リリースのEP『Only You』に収録された1曲。「Plunkyの中でジャズ感の強いお気に入りのEP。中でもソウルフルなサックスが際立つこの曲を、よく再生してます」。

2. Better Days by Blaze, James Toney Jr. Project

「Blazeは好きで、ハウスやディスコのセットのときによくかけるんですけど、この曲は最近酒で酔っているときにいつの間にか聴いてます」ニュージャージーのハウス・デュオBlazeのアルバム『Natural Blaze』より。

3. Call On A Friend by Terry Linen

心に響き渡る歌声と賞賛される、ジャマイカ出身のレゲエシンガーTerry Linenによる曲。「ラヴァーズ・ロックが好きでよく聴くんですけど、Terry Linenの透き通った声が沁みるときがあります。悩みごとや迷いがあるときに、マインドを上げてくれて助けられます」。

4. Too Much the Same by Goapele

R&B、ネオ・ソウルのシンガーGoapele。2001年のデビューアルバムをリメイクした『Even Closer』からの1曲。「このアルバム自体お気に入りなんですが、その中でもこの曲で使われているJazzyな音色がタイプ。それぞれの音の主張のバランスが心地いいです」。

5. THEEM PROTOTYPE by Sam Gendel, Sam Wilkes

サックス奏者Sam Gendelと、ベース奏者Sam Wilkesによるコラボ作。「曲調に心地いい違和感を感じる曲。以前彼女がこの曲をふと家でかけたことがあって、耳に残っていて今でもよく朝に聴いてます」

 

普段、隙があれば音楽を聴いていると話すTAKUMU。特に音楽を聴きたくなるのは、車や自転車で移動しているときなんだとか。「周りの景色と相まって、家で聴くのとはまた違って見えたり、聴こえたりするのを楽しんでいます。キリが悪ければ、遠回りして帰ります(笑)」とのこと。

DJとしてさまざまな音楽に触れているからだろう。今回、5曲をピックアップするのが難しかったようで、取材したその週に聴いている曲を挙げてくれた。TAKUMUが今聴いてる曲を、ぜひストリーミングでも聴いてみて。

次回は、DJ・ミュージックセレクターのsngのプレイリストを紹介。お楽しみに!

 

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